ヒスタグロビン療法|江戸崎クリニック|稲敷市江戸崎甲の内科・訪問診療

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ヒスタグロビン療法

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非特異的減感作療法:ヒスタグロビン注射

当院では、この度、ヒスタグロビン注射による治療を開始しました。

つらい花粉症アレルギー症状でお悩みではありませんか?

 

✨ ヒスタグロビン注射とは?

ヒスタグロビン注射は、「非特異的減感作療法」の一つで、アレルギー体質そのものの改善を目的とした治療法です。アレルギー反応の原因となるヒスタミンの放出を抑える働きがあり、くしゃみ、鼻水、かゆみなどの症状の緩和が期待できます。

 

✅ このような方におすすめです

  • 一般的な内服薬(飲み薬)だけでは効果が不十分な方
  • 眠気などの薬の副作用が気になる方
  • 体質そのものを改善したいとお考えの方
  • 花粉症慢性じんましんアレルギー性鼻炎でお困りの方 

 

💉 治療の進め方(標準的な例)

治療スケジュール: 通常、週に12回程度の頻度で、36週間(計6回)を1クールとして行います。

効果:くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状緩和。ただし個人差あり。

効果の持続: 1クール終了後も効果は持続しますが、症状に応じてクール数を増やしたり、期間を空けて再開したりする場合もあります。いったん現れた効果を維持するためには、3~4ヶ月ごとに1回の注射を反復します。

  • 開始時期の目安:以下の時期から治療を開始されることをお勧めいたします。
    • スギ花粉・イネ科:1月頃から
    • ブタクサなど秋の花粉:7月頃から

 

    保険適用: ヒスタグロビン注射は保険適用となります。

    (注)別途、診察料や他の検査費用、お薬代がかかります。

     

    ⚠️ 注意事項

    • 成分である人免疫グロブリンは国内献血由来の血液を原料とする、特定生物由来製品(生物製剤)に分類されるため同意書が必要となります。
    • ヒスタグロビンは製造過程において、現在の最高水準の安全対策が行われ、細菌・ウイルスなど理論上は全ての微生物の排除をしています。そのため、1967年に発売以来、ヒスタグロビン注射による感染症の報告はありません。
    • 「ヒスタグロビン注射」を含めたヒト組織や血液を原料とした製品を使用した方は、献血を控えることが求められています。
    • 生ワクチン(麻疹・風疹・おたふくかぜ・水痘ワクチン)の効果獲得に対しても影響を与える可能性があるため、ワクチン接種からは最低2週間あける必要があります。
    • 初診時には、アレルギーの状況や既往歴を確認するため、診察や血液検査を行うことがあります。
    • 初めて注射を受ける際は、安全のため院内で一定時間(約15分程度)の経過観察が必要です。
    • 副作用:注射部位の痛み、眠気、めまい、頭痛、嘔吐などが稀に発生。

          ⚠️ 注射を受けることが出来ない方

          • 過去にヒスタグロビン注射を打ってショックの既往歴がある方
          • 激しい喘息発作時の方
            ⇒ 症状を増悪させる可能性あるため
          • 月経直前および月経中の方
            ⇒ 一時的に症状を増悪させる可能性があるため
          • 妊婦または妊娠している可能性のある方
            ⇒ 妊娠中の投与の安全性が確立されていないため。
          • 著しく衰弱している方

           

           📞 ご予約・お問い合わせ

          ヒスタグロビン注射をご希望の方は、お電話または受付にてお気軽にお問い合わせください。

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